2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

触れ合うコミュニケーションの大切さ

中谷英貴です。 言語による意思疎通。 いつ頃から始まったのか考えてみたことがあります。 人は、日本人は、いつ頃から言葉を使って 互いの想いを通じ合わせていたのかな、 というのが発端でした。 悶々とした末の結論は、 いつ頃からというのは、 実は明確…

ほんとはすでに幸せかもしれない?

中谷英貴です。 自分の受け入れが進み、 今の自分で良い、と 自然体で感じられるようになると、 混乱や迷いの中から、 自分のやりたいこと、 自分が目指すこと 自分の望み そういったものが見えるようになってきます。 すると、続いて、 そこに至るまでの道…

過去が変わる

中谷英貴です。 とても有名な(?)話。 半分水が入ったコップの見方。 まだ半分あると見るか、 もう半分になってしまったと見るか。 足るを知る話でもあります。 自由な恋愛と結婚。 自由な職業選択。 頑張って大学へ行くこと。 それも偏差値の高い学校へ。 …

心の闇に灯りをともして、自らの想いを見つめよう

中谷英貴です。 闇の中にいるとは、 視界が効かなくなること。 目を凝らしても何も見えないこと。 必要な情報が何も入ってこないこと。 そんな状態をもたらす闇は、 文字通り漆黒の暗闇…とは限らない。 影の存在を許さない強烈な光の中。 濃霧のヴェールがか…

変化の速度

中谷英貴です。 「これだけ努力しているのに」 「何度も試したけれど」 「全然変わらない」 「何もよくならない」 そんな方は昔も今も少なくないと思います。 私には、かつてそう感じて、日々どうしようもなく苦しみもがいていた時期がありました。 原家族の…

神様の居場所

中谷英貴です。 神様と聞いて、私たちが“どちらの神様”を想像するかというと、実は結構あやふやだったりしませんか。 一神教の神様は唯一無二の存在として、デンと構えておられるそうで、わが国古来の神様たちは、万物に宿って見守っているそうです。 私は特…

追い詰められた自分の中に痛みがあるのなら

中谷英貴です。 ダメな自分のこと。 消えたい、死にたい、と思った自分。 これっていったい何でしょう。 私が普段いる場所のせいか、こんな言葉を随分聞きます。 私自身もかつてそんなときがありました。 よく説明される、理想の自分とのギャップ、高い理想…

癒しの本質

中谷英貴です。 優しさと自律。 両方あるといい。 人に言えた口ではないけれど、そう思います。 父が自死したとき、私は数百キロ離れた関東の地で働いていた。 訃報の連絡が入たのは、肌寒い春雨が降る午前のこと。会社を途中で上がると、東名を飛ばして西へ…

心はどこに行っている?

中谷英貴です。 ふと思い浮かぶこと。 今日の夕飯何かな。 あのアイテム、あそこで取っておけば…。 あの店に寄ってみよう。 …………。 「話聞いてなかったでしょう」 という、友達か恋人か同僚か上司かわかりませんが、 そんな誰かの言葉に意識が眼前に引き戻さ…

私たちは複数の性癖を持っている

中谷英貴です。 ボクは、私は、のんびり屋だから、せかせかしてるから、神経質だから、鈍いから、暗いから・・・・・。 単に自分の傾向を伝えるときに使うこともあれば、自分がうまくいかない、できない理由として説明することもある、性癖の表現。 私たちは…

人生は短い。だから想いを大切に。

中谷英貴です。 人生100年という新しい時代。 一方で、 何も決断しないまま、永遠に生きられるかのように過ごす日々。 生きられる時間が長くなった。 動くことができる時間も長くなった。 一般的には。 統計的には。 不思議なことに、なぜか時間は常に不足し…

壊れた家族から旅立つということ

中谷英貴です。 紆余曲折、様々なことがあって、それでも社会人となって、自分の力で生きていこうとすると、自分の行動を妨げる様々な心のブロックに気づくようになります。 大方は親との関係、親同士の関係の影響に端を発しているのでしょう。 そんなことは…

自分がいる場所

中谷英貴です。 今、自分がいる場所には、実はあまりいたくないと思っている人は少なくありません。 いたくない理由、それは、 本当に今いる場所の何かが理由かもしれないし、過去を今に投影しているからかもしれない。 私たちがいる場所の大部分は、家庭か…

苦しんでいるあなたが守っているものは何?

中谷英貴です。 傷ついて苦しんでいる自分を見放すことなく、何とかしようともがいている人は少なくありません。実際、それは大切な姿勢で、誰もが一度は通る道であり、その人なりに何とかする方法を見出して、自分を解き放つことで、多くの人が人生を切り開…

自分を勇気づける癒し

中谷英貴です。 癒すとは自己肯定感を内在化すること。 なんだか正しいようで、でも何も言ってないに等しい気もする。 癒すことの大切さは、今はあちこちで語られています。 打ちのめされ、叩きのめされ、打ちひしがれ、自分の価値を見失い、自信を失い、生…

やりたいことはすぐにはわからないもの、ということにしてみる

中谷英貴です。 子供の頃、何かをやって楽しかったという記憶がある人は少なくないと思います。 お絵描き、テレビ、料理、ダンス、ハイキング、将棋、天文、サッカー…。 好きになるのに理由はなくて、気が付いたら始めていて、気が付いたら好きになっている…

それでもあなたは生きてきた

中谷英貴です。 家族と手をつないで生きてきたと感じがしない人 誰ともつながれず独り引きこもっていた人 親があてにならなくて愛着感覚が乏しい人 過去を引きずり、 今に集中できず、 未来は不明で、 ひたすら生きづらい。 家族とは折り合いが悪い。 仕事は…

世界は変わらない、私が変わる、世界が答えてくれる

中谷英貴です。 あなたとあなたより幸福な人とあなたより不幸な人で、世界の構成は全く異なりません。 でも、全然反応が違うよ。 そう感じる方もいるかもしれません。 その通りだと思います。 微笑んだら、世界も微笑み返してくれる。 睨んだら、世界も睨み…

今の気持ちを吐き出してみよう

中谷英貴です。 悶々としている人。 誰かに腹を立てている人。 理屈で自分を律している人。 混乱やパニック。 恨み、哀しみや憤り。 不安や恐怖。 仕事。 人の関係。 将来の展望。 家族。 夫婦関係。 解決方法はわからなくても、自分が今悩んでいる理由、苦…

仮面をかぶった本当の自分

中谷英貴です。 人と接するとき、自分の感情、考えを何もかもストレートに表現するだけの人はいないと思います。会社や、学校や、友人どうしや、隣人どうしで、自分がどんな立ち位置、関係性にあるかを想定して、言葉遣い、表情、振舞い、回数、距離、そうい…

それでもやっぱり『貪瞋痴』をやめてみよう

中谷英貴です。 仏教用語の『貪瞋痴』。 貪:貪り。行き過ぎた欲。 瞋:自分の理が通らないことへの怒り、憤り。 痴:愚痴、迷い。愚かであること。 宗教や道徳で語られる言葉を自分に当てはめることを、混乱していた頃の私は、頑なに拒んでいました。胡散臭…

手放す勇気を得たとき

中谷英貴です。 私が通った学校には、様々な家の子供が通っていました。 皆さんも同じではないでしょうか。 特に、時代を遡り、公立学校が主流だった時代には、多くの学校がそうだったのではないかと思います。 小学校を例にとると、私のようにサラリーマン…

絶望からの脱出

中谷英貴です。 孤独、孤立 たった2文字の言葉。 この状態を感じ続けることに耐えられる人は多くないと思う。 誰ともつながる感じがなく、どこに向かうこともできず、何をする気力も湧かず、暗く重く鈍く痛む心を抱えて、これから先を生きていく以外の選択肢…

引きこもりの効用

中谷英貴です。 家族の問題を引きずっていた頃、早く隠居生活がしたいと当てもなく考えていた時期がありました。お金や隠居先のあてがあったわけではなく、とにかく会社に通って、(仕事上で)人と会って、給料を稼いで、という一連の行為のどれもが、呼吸がで…

私たちが納得して生きるための魂

中谷英貴です。 父母と暮らしていた頃、魂という言葉が日常会話で出たことはありませんでした。祖父母の世代ならともかく、現代社会で暮らす上ではあまり身近な言葉ではないのかもしれません。 そのせいか、精神医療とか臨床心理の世界を知るまで、魂という…

幸せの数を増やすには

中谷英貴です。 つながりが増えると、幸せの数が増える。 よく、そう言われます。 実際、そう思われた方は健全なつながりを持っているか、持った経験があった方だと思います。 実際、人のつながりは大切です。 社会に出て働き、日々の糧を得るようになると、…

街の雀たち

中谷英貴です。中谷英貴です。 夕方、日が落ちてあたりが暗くなる頃、買い物帰りの歩道で、ふと気付いたことがあります。前々からわかってはいたのだけど、その時ようやく意識に登ったというところでしょうか。 「ちゅんちゅん」 声が聞こえる。 とてもたく…

通勤ラッシュ後のひっそりとした時間

中谷英貴です。 とりとめのない話です。 先日、用事で、朝10時過ぎの電車に乗る機会がありました。 電車はとてもすいていて、ひっそりとした駅のホームから乗り込んだ車両には、年配の女性と母娘らしい親子連れが一組乗っているだけでした。 すぐ後に、乗り…

耐えがたい状況が続くとき

中谷英貴です。 自責、他責は問いません。実際には、それらが絡み合ってそんな状況になったのだと思います。 耐えがたい状況…。親からの叱責(批判・批評)だったり、夫(妻)との泥仕合のような確執だったり、自分が存在することさえ憚られるような職場の圧力だ…

目の前の世界の解釈

中谷英貴です。 目の前の世界と聞いて、何を思い浮かべたでしょうか。 家族。職場。父親(母親)。夫(妻)。恋人。取り巻き。 誰が、何が、どんな風景が脳裏をよぎったかは問いません。 もし、極限に追い込まれて危険な状態にあるのなら、まずは即対処です。恐…