2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

信じて育んだ分は報われている

中谷英貴です。 信じていた世界が失われると、それまで費やしてきた労力が無に帰するように感じてしまいます。 信じていた世界とは、私の場合は子供の立場からの原家族でしたが、夫婦にとっての結婚生活であったり、サラリーマンにとっての職場だったり、大…

心の病はいらない

中谷英貴です。 心の病は、なりたくてなるものではない。 だから、『心の病はいらない』も何も、最初から欲しくなどない。 それは至極当然の考え方だと思います。 原家族の離散からしばらくの間、抑うつと混乱が同時に体の中に巻き起こっているような状態が…

体の痛みのもと

中谷英貴です。 母は、雨が近いと関節が痛むとよく言っていました。気圧の変化で生じるものだそうです。子供の頃からそう聞かされてきたせいか、季節や気候による痛みもあるのだな、と漠然と思っていました。 以前、右足のくるぶしを骨折したことがあります…

パニックの効薬

中谷英貴です。 パニックになるのはどんな時でしょうか。 追い詰められたとき、失敗したとき、思い違いに気づいたとき、身に覚えのない罪をかぶせられたとき、自分に原因のないことで世界が暗転するとき…。そんなとき、一気に体中が総毛立ち、血液が逆流し、…

束縛の中の成長を

中谷英貴です。 私たちが生きる社会は、常識、ルール、不文律、慣習など、多くの決まりごとに基づいて動いています。明文化されている法律などを除けば、ばらつきはあるものの、それでもなんとなく、『こういうものだ』という思い込みを含めて、誰もが共有す…

現実は変わるのか

中谷英貴です。 『年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず』 毎年同じように花は咲くけれど、人もその周囲も年を経るごとに変化していく。そういう意味の禅の言葉です。 自然は変わらないけれど、人の世は変わっていく。 付け加えるなら、人自身もまた変わ…

理不尽

中谷英貴です。 理不尽を感じるときって、どんなときでしょう? 理にかなってないと感じるときですよね。 しかも、自分はそれほどやたら細かくて神経質なわけじゃない。 ただ、筋が通っているかどうかは気にするかもしれない。 そんな自分が気になって仕方な…

止まってしまった時間が今を遠ざける

中谷英貴です。 動かない、動けない、しかし動かなきゃいけない。 必死になって明日を探している。 でもどこにも何も見えない。 時間ばかりが過ぎていく。 それでも、何とかしなくちゃ、と、焦って、働いていても、引きこもっても、ふざけていても、意味不明…

マニックウェンズデー?

台風が近づいてます。 雨の水曜です。 4日間の連休が終わって今日から出勤される方もおられると思います。 憂うつ…かな? 出かけようとするとき、ちょっと試してみてください。 薄暗いはずの玄関に灯りを付けたら、イメージが降ってきました。 いつも煩わさ…

生活習慣を変えよう

中谷英貴です。 私たちは日常生活の様々なことを習慣化して生きています。朝起きる時間、食事の時間、出かける時間から夜眠りにつく時間、食べ物、量、言葉の選択、受けた行為の解釈の仕方、そういった諸々のことについて、長く生きてくるうちに身についたこ…

悪くなってはいないかも

中谷英貴です。 何をしても、よくならない。 苦しい。 仕事がうまくいかない。 上司や同僚との関係がよくならない。 恋愛がうまくいかない。 収入が上がらない。 不安で眠れない。 何かできることはないか。 そう思ってずいぶん勉強をした。 自分の内面を見…

自分の存在の不思議さ

中谷英貴です。 会社員をしながら、仕事も人間関係も苦しくて仕方がなかった時期が続いた頃、『不意に降りてきた想い』があります。今は素直に受け止められますが、当時は降りてきた途端に、何とか否認しようとやっきになっていました。 原家族が離散するプ…

自分の存在の不思議さ

中谷英貴です。 会社員をしながら、仕事も人間関係も苦しくて仕方がなかった時期が続いた頃、『不意に降りてきた想い』があります。今は素直に受け止められますが、当時は降りてきた途端に、何とか否認しようとやっきになっていました。 原家族が離散するプ…

好きなことを見つけるまでに

中谷英貴です。 朝が憂うつな方、いると思います。 休みが終わると憂鬱な方、いると思います。 みんなそう? いやいや、そんなことはないです。 休日という概念が必要なく充実して生きている人はいますから。 でも、なかなかそうはいかないですよね。 憂鬱……

体を大切に

中谷英貴です。 『体を大切に』 まるで何かの標語か時節柄のあいさつみたいですが、文字通りの意味です。 体は生きていく私たちの魂を乗せた船です。誰もがわかっているはずですが、おろそかに扱っている人もまた少なくありません。 体は、しょっちゅう八つ…

親に心を痛めているうちにできること

中谷英貴です。 親同士の喧嘩は、大なり小なりどこの家でもあると思います。 見ている子供のほうは、災難ですよね。子供だったらハラハラするし、ティーンなら面白くないから距離を置く、社会人になったら平気かといえば、やっぱりいい感じはしない。 それで…

もう駄目だと感じるとき

中谷英貴です。 仕事、勉強、運動、恋愛、家庭生活、人付き合い。 うまくいかなくて、もう駄目だ、やっぱり駄目だ、と感じるときがありませんか? 例えば仕事。 どうにも手につかなかったり、ミスを繰り返したり、内容が頭に入ってこなかったり、上司の言動…

『不遇』の奥にあるもの

中谷英貴です。 『不遇』 運に恵まれず、才能や人物にふさわしい地位や境遇を得ていないこと。 時代によってふさわしい地位や境遇は変わるし、求められる才能も異なります。不遇は、ハンデとか不利などが影響していることもあるでしょう。 自分を振り返って…

夏の終わりに思うこと

中谷英貴です。 暑さが苦手です。 パンツ一丁で水辺に座ってのんびりしたり、エアコンの効いた部屋で冷たいジュースを飲みながら本を読んだり、やっぱりエアコンの効いたレストランで友人と話をしたりするだけならいいのですが、なかなかそうもいかない。 今…

パソコンがない日に思うこと

中谷英貴です。 アップが数日空いてしまいました。 記事投稿、管理に使用していたパソコンが起動しなくなりました…。 ちょうどアップが停止した日のことです。 起動しなくなったのはビジネスユースの壊れにくさで有名なパソコン(PC、『Le…』)でした。購入か…

全て自分が選択した

中谷英貴です。 朝起きてから、夜寝るまで、どうにも嫌なことが目白押しだとします。 起きると病気でもないのに、いつも頭が重い。 会社に行きたくない。人と会いたくない。 通勤電車では、毎回誰かと小競り合いになる。 会社では、どうにも嫌な上司にいつも…

木偶の坊

中谷英貴です。 誰にも相手にされない木偶の坊。 ググってトップに出てきた説明では、『でく(木偶)のように役に立たない(気が利かない)と、人をののしる語』なのだそうです。 天才、スパースター、神様になるのは大変で、そもそもそんなものになりたいとは…

フツーと理想の履き違い

中谷英貴です。 私たちは社会に出るまで、多くの人が自分の暮らしている家や社会が、ごく一般的、フツーだと思っています。中には、社会に出た後も、そう考えている人は少なくありません。 実際、所得の多い家もあれば少ない家もありますが、ぜいたくを言わ…

変化はゆっくりと、そして確実に。

中谷英貴です。 コロナは収まらないけれど、動き出す人が増えてきましたね。 街、電車、スーパーマーケット、レストラン、公園。 一時的かどうかはともかく、自粛による最低の状況から脱しようとしているということでしょう。その中には、形を変えて動きだし…

再びの一歩

中谷英貴です。 自ら、コトを起こしていこう。パッとしない今の人生を変えようと、そう自分に言い聞かせて、何だかわからないけれど努力を続けてきた。そういう方、どのくらいおられるでしょうか。 情熱だ、気合いだ、夢だ、成功だ、お金だ、豊かな暮らしだ…

止まっていた“時”がもう一度流れ出しますように

中谷英貴です。 普通に暮らしているように見えて、心の奥底に流れないまま固まってしまった“時”を抱えている方がいます。そんな“時”に住み着いていた時期を持っていた方は、実は少なくないのではないでしょうか。 止まった“時”は、失った“想い”によって、心…

疎遠社会の死

中谷英貴です。 自死した父とはそれまで10年近く会っていませんでした。家を出る頃からずっと彼のことを敬遠していたし、父もまたそれをうっすらと感じ取っていたようです。 葬儀の場では涙が出なかったけれど、哀しくなかったわけではありません。そういっ…

未解決の問題をどうするか

未解決の問題は誰もが抱えているものです。 もちろん、問題の質は異なっていて、仕事のこと、家庭のこと、親子の関係、兄弟の関係、恋人のこと、友達のこと、お金のこと、など、様々です。問題の切実さ、日常生活への影響の度合いもまた、人それぞれあると思…