2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

言葉に固定されないようにしよう

中谷英貴です。 私たちは日々変化しています。 良い方向への変化、悪い方向への変化、 良いと思っている方向への変化、悪いと思っている方向への変化 自分で自分を肯定できていたり、 自分がそれなりにうまくやっていると思えていたり、 この先もなんとかな…

“何もの”にでもなっていいという勘違い

中谷英貴です。 先日も記載した、“何もの”にでもなれるとこと。 “何もの”にでもなれる、ではないですよね。 “何もの”にでもなる権利はあるのかもしれないけれど、 やっぱりそこには自ずと制限がある。 “何もの”かにはなりたい、ということであれば そうかも…

いつかこの世からいなくなる。

中谷英貴です。 先日、お坊さんの話を聞く機会がありました。 死の話です。 いくつになっても、それこそ70代になっても80代になっても 肯定的に諦念として死を受け入れている人は ほとんどいない、ということです。 芥川賞作品「おらおらでひとりいぐも」の…

自分が生きやすい社会との距離の取り方を考えよう

中谷英貴です。 自由な社会 平等な社会 頑張れば何にでもなれる そう教育されてきて、 何者にもなれている気がしない自分に 失望していた時期があります。 自由平等な社会の中で皆が頑張れば 圧倒的多数の敗者と少数の勝者に振り分けられて、 しかも勝者でさ…

ある日の鏡の中にあらわれた疲弊した能面面

中谷英貴です。 原家族の混乱の真っただ中にいて、 自分のペースを取り戻すずっと前のことでした。 まだ20代の半ばくらいの頃ですね。 そんな状態の時でも、 出かけざるを得ないときには鏡を見るくらいのことは 何とかしていました。 四角いフレームの中に覗…

パラドキシカルな問題はパラドキシカルな発想で解決する

中谷英貴です。 私たちが傍から見て、 歪んだ生き方、 嫌な生き方、 おかしな生き方 をしている人であっても、 他の人々と同じように、 自分が苦しんだり傷ついたりしたことを避け、 自分が楽しかったり喜んだりしたことを得られるように、 自分自身を変えて…

感情と思考のギャップを埋める生き方・働き方を見つけよう

中谷英貴です。 言葉と行動と感情がつながるといい 本当にそう思います、 言葉と行動と思考がつながるといい 本当にそう思います。 感情と思考は時に矛盾します。 矛盾というより、ギャップがあると言った方がいいかな。 感動しながら、なぜか躊躇して動けず…

働く時こそ、感情を守り、自らを受容することが大切

中谷英貴です。 許可とか、評価とか、合否とか 社会の中で与えられる言葉は 良かれあしかれ、何らかの組織の理屈に基づいています。 会社などはその典型ですよね。 日本は8割以上の労働者がサラリーマンとして 雇用されている社会で、 そう言う意味ではそれ…

仲間を作ること

中谷英貴です。 年齢を重ねるにつれて、 子供の頃や学生の頃にはいた友達の数が 減っていく人が多いと思います。 父を振り返っても、 若い頃は我が家に父の友人の おじさんたち(と言っても今の私よりも若いですが)が 遊びに来て、 一緒に行った釣りの話や、 …

好きなことよりも、楽しいことよりも大切な自己受容

中谷英貴です。 好きなことをやってみよう 楽しいことをやってみよう 自分が望むことを探して試してみよう 可能なら、それを新しい仕事のきっかけにしよう ふさぎ込んでいたり、 日々の仕事や生活に行き詰っている方が 自分を変えようとして 出会う言葉だと…

私たちは自らの働きかけによって確実に変化していくことができる

中谷英貴です。 私たちは、無意識に従って生きています。 それらは昔は、 宗教的、哲学的、伝統的、道徳的に 言い伝えられていたようなことですが、 今は脳科学的に裏付けられています。 小手先の働きかけで人生が好転しない時には、 そこに目を向けることが…

体は生きている。体に宿る心も生きている。

中谷英貴です。 原家族の離散と肉親の自死は、 世の中に対する多大な不信を植え付けた。 世の中に対する、とは勝手な言い分であることは 重々承知していて、 今にして思えば、 そう思い込んでいないと 自分の出自への不信が募りつくし、 最後は自分の存在を…

その感情はあなた守ってくれたもの

中谷英貴です。 自分を追い詰めてしまうような感情、 人を責め、腹を立てる感情、 それも、元をたどれば、 今ではなく、 過去にもどつく感情。 自分も、 相手も、 肉親や伴侶や恋人や親友などの大切な人々をも 滅ぼしてしまいかねない感情。 原家族が崩れて…

未来を引き寄せるのは自分の生き方そのもの

中谷英貴です。 原家族が離散し、苦しんでいた頃、 なぜこんなことになってしまったのだろうと よく考え込んでいた時期がありました。 父母の仲はよくありませんでしたが、 父は毎日働いていて、食べるに困ることはなかったし、 母は、子供が帰るときはいつ…

夢に出てきた風景が混乱を乗り越えるきっかけの一つになった

中谷英貴です。 何かに追い詰められているように感じていた頃、 毎晩のように同じ夢を見ました。 海の夢です。 追い詰められるといっても、 具体的に何かに追い詰められているわけではないのに、 なぜだろう、そう思い続けながら ずっと苦しいと感じていまし…

何ができただろう

中谷英貴です。 父母が憎しみをぶつけるような衝突を繰り返していた頃 互いにやっていたことは いかに自分が正しいか、 いかに相手が間違っているか という自己主張でした。 当時は、特別ひどいことをしているように思っていました。 人にもよるのでしょうが…

楽しく働くことは時代からも求められている

中谷英貴です。 頑張ることが必ずしも奨励されなくなった今の時代。 でも、頑張ることが必要な時はもちろんあると思います。 ただ、頑張ること=自分や他者をムチ打つ行為になることが 結果として頑張った以外の領域に 良くない影響をもたらすのであれば、 …

根底にある想いを明確にしよう

中谷英貴です。 自分とのつながり方 社会とのつながり方 働き方・仕事 この3つについて 自分なりに納得できているかは、 私たちがどんな人生を送るにせよ、 大きく関係してきます。 これら3つは相互にも関係しあっていて、 多くの場合、そのどれかについて …

世の中は私たちの必要な情報であふれている

中谷英貴です。 意識し続けると情報が入ってくる、なんて言われます。 確かにそうかもしれない。 私は車を運転するので、 よくとおる道のガソリンスタンドは 必ず目に入ってきます。 車を運転しない人にとっては 対した情報ではないですよね。 本と縁がない…

客観視するな!

中谷英貴です。 客観性。 冷静さとか、クールさとか、俯瞰するとか、 そんなニュアンスとも重なるワードだと思います。 実践できればいいと、 誰もがどこかで感じていて、 でも、意外になかなかうまくできない。 客観性に優れた人を思い浮かべようとすると、…

自分を受け入れるために切り分けること

中谷英貴です。 生きづらさや行き詰まり感を感じている私たちに 最も必要なことは、 切り離し、遠ざけ、見失っていた自分を受け入れ、 寄り添うことです。 時に癒し、 時に律し、 時に遊び、 時に挑戦し、 それぞれの自分たちを まあお互い変なところもある…

私たちの居たい場所

中谷英貴です。 私たちがいる場所は、 基本的に私たち自身が選択しています。 私たちは流れと選択によって自ら “そこ”に居ます。 でも、時に、 義務とか、 選択肢がないとか、 世間体とか、 そんなことが “そこ”に居る理由になっていたりします。 人は完璧で…

その素敵な感覚感情が今この瞬間も共存できますように

中谷英貴です。 今を生きられるといい、 でもなかなかできないことが多い、 だから過去や未来をむやみに遠ざけるのではなく、 ことに過去についてはしっかりと向き合っていこう。 そう何度か話をした記憶があります。 逆説的ですが、 そうはいってもやっぱり…

それが自分のためにもなるように

中谷英貴です。 何でもかんでも自分ファーストというのはよろしくないけれど、 かといって、 滅私奉公、 自分を殺して相手を生かすことは、 実は“それ以上に”良くないことだと 私は考えています。 大切な、 家族のため、 妻(夫)のため、 子供のため、 彼(彼…

一挙手一投足への感じ方の変化

中谷英貴です。 自己批判が自分を押し潰すほどに強いときは、 何をしていてもつらい。 これはかつての自分を思い出すに… いえ、今も時に陥る現実を振り返っても そう思います。 一歩足を前に踏み出す行為も、 立ち上がることも、 人と視線を合わせることも、…

働く話

中谷英貴です。 好きなことを仕事にすれば、夢が叶えられる。 結構耳にする言葉のように思います。 皆さんはいかがでしょう。 個人的なことを言えば、 そういう側面は確かにあるとは思います。 心理カウンセリングを学び、 資格を取ってからあらためて サラ…

頑張って成功すること、力を抜くこと

中谷英貴です。 第二次大戦後に生まれたほとんどの人は、 頑張れば成功する、という思想を植え付けられて 育っています。 そんなの嘘っぱちだよ、と 斜に構えているような人でさえ、 うまくいかない本当の理由は自分の中にあって、 だから実は結構な割合で自…

成長・変化の前に知っておきたいこと

中谷英貴です。 成長、変化。 日常がどうにもうまく回らず、 あるいは、自分以外の何かのせいにできない時に、 変わりたいと切に願うときに、 自らの成長、変化を切望します。 成長とか変化という言葉を聞いてイメージすること。 のぼること、 上がること、 …

父の記憶2 - みんな本当の自分

中谷英貴です。 昨日、父のことに触れました。 私たち子どもに、 「お前たちがいるから、自由に生きられない」 と出てきた言葉に、胸が痛んだことを思い出した、 というお話です。 このとき父は、自分の生き方に不満だった。 それを私たちに転嫁しようとして…

父の記憶

中谷英貴です。 こんな人生は本当の自分の人生じゃない。 そう思われる方、どのくらいおられるでしょうか。 子供の頃、父から言われたことがあります。 お前たち(子供)がいるから、自分が自由に生きられない。 子供心にぼんやりと哀しみを感じた記憶がありま…