2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

怒ったり泣いたり笑ったり。。。感情を大切にするということ。

中谷英貴です。 感情は、心の新陳代謝の一機能です。 感情というより、情動ですね。 感情が湧き上がること。 湧き上がった感情をきちんと感じること。 感じた感情を認めて適切に対応すること。 この3つがそろって、心の新陳代謝が促されます。 どこかが滞っ…

多様性のある生き方と私たちの居場所

中谷英貴です。 多様性(ダイバーシティ)は 世界のテーゼのように言われていて それが正しいかどうかはともかく、 いろんな人がいた方がいいというのは、 多くの方のコミットするところだと思います。 好きなこと、得意なこと、自分の特性を生かして生きる。 …

体の感覚をフルに使って感じよう

中谷英貴です。 第六感、直感、縁、運。 誰に何を言われて続けているわけでもなく、 あなたがこの場所を訪れたのは、 理屈ではなく、そんな感覚だったと思います。 (適当という話もありますが…(笑)) 私たちの体に宿る感覚には、 私たちが知りえないほど大き…

理屈はいつも回り続けるから最初だけにしておこう

中谷英貴です。 直感。本能。感性。 理系出身のせいか、 何でもかんでも理屈で 物事を割り切っていた時期があります。 今にして思えば、 お粗末なことだったと思います。 理屈で考えることは 全く悪いことではありません。 しかし、理屈とは論理、 つまりデ…

本当の自分じゃなくて、生きていたい自分と世界を見つけにいこう

中谷英貴です。 巷で言われ続けている、 本当の自分と出会うこと。 この言葉が、結果として 良くなりたい人々を 混乱させてしまっているような気がします。 どんな自分も本当の自分ではないでしょうか。 今の自分は、嘘の自分…ではありません。 “こんな生き…

本当のほんとうの本音なの?

中谷英貴です。 自分というものをして、 玉ねぎの皮をむき続けるようなものだ、 と言った精神科医がいました。 自分というものを掘り下げていくと いくつも幾重にも再現なく、 自分というものがあらわれてくる という意味だそうです。 この話を聞いて即座に …

私たちは自分の想いを体現して生きている

中谷英貴です。 自分の意志を超えたもの。 世の中の理屈を超えたもの。 大きな流れに身をゆだねること。 私たち人間の頭で考えたり、 推測・予測したりすることには 当たり前だけど限界がある。 だから、宗教でも何でもいいのだけど、 人知を超えた存在と自…

引きこもることの考察

中谷英貴です。 8050から9060に移ろうとしている 引きこもった人々と親御さんの関係。 公的私的機関による対応が行われて久しいですが、 減少する気配はありません。 40歳を境に、それぞれ50万人以上。 特に40歳以上は60万人を超えるというデータもあります…

自分の中の多様な自分とともに生きよう

中谷英貴です。 不安や哀しみや怒りに“包まれる”と、 幸せや愛しさを感じることができません。 不安や悲しみや怒りといっても、 “包まれる”ようなそれとなると、 単なる不安と言うより心配事であるか、 抑うつであることが多いかもしれません。 同じように、…

その結果に至る『自分にあった』アプローチを知ることが大切だ

中谷英貴です。 私がカウンセリングを受けていた昔、 いくつかの機関を掛け持って 通っていた時期がありました。 その中には、 ミーティングをやっている 医療機関に潜り込んだりしていたこともあって、 “専門家”の方々の話をよく聞いていました。 結果から…

かけがえのない自分を生き続けることが、好きと幸せを根付かせる

中谷英貴です。 大好きな家族がなくなってしまった。 大切な肉親が自ら逝ってしまった。 その間に自分もまた、随分殺伐としてしまった。 そんな状態だった私が持ち直しかけた頃、よく聞いた言葉。 好きなことをしよう。 楽しいことをしよう。 自分が幸せを感…

残念だけど、誰かのせいじゃないことを、正面から受け止めよう

中谷英貴です。 私たちは他者の影響を受けて、 私たちになっています。 少なくともそういう部分がある。 他者とは、 親であり、 兄弟姉妹であり、 子供であり、 先生や友人であり、 会社の同僚や 隣近所の知人であり…。 冗談だと思うかもしれないけれど、 本…

働き方が変化を続けている世界

中谷英貴です。 個が個のままで働いてつながることが 容易に実現する世界が到来している。 良いことかどうか、という話ではない。 資本主義社会の到来は、 衣食住を行き渡らせる生産方法を提供した。 適切な分配がうまくいってないから、 貧富はあるけれど、…

企業に安定を求める限界と自分に合った働き方

中谷英貴です。 仕事は時代とともに変化します。 よく言われるように、 10年後には消えてなくなる仕事もあれば、 今は影も形もなかった仕事ができていることもある時代。 働き方も同じ。 大きな会社に入って 良い給与をもらって ホワイトな環境で 安定して …

心と体と仕事・働き方の選択

中谷英貴です。 働く理由は、生活のためだ。 そう言われたとき、反論できる人が どれだけいるでしょう。 必要な対価を効率良く得るため、 今の仕事をしています。 好きでもなければ、楽しいわけでもないけれど、 そんな理由で今の仕事をしている。 そういう…

必要なものは与えられている

中谷英貴です。 私たちは、常にルールの中にある。 会社や法律や条令のような 公的な、あるいはそれに準じるルール。 学校や仲間内や道徳のような、 ある種の不文律的な要素を含むルール。 ルールが、自由や楽しみ、幸せを妨げていると 感じている人がいる。…

それでOK

中谷英貴です。 本当は、ずっと元気なんてなかった。 心に鞭を打って一生懸命働いて、 皆と笑って、 ほんとはどうでもいいことで怒りまくって、 決して自分を誤魔化してるわけじゃなくて、 でも、ほんとは元気なかった。 働いても、 怒っても、 笑ってもいい…

にだってなれる!?かもしれないけれど、それは幸せとは別の話

中谷英貴です。 100点満点の自分を生きられると考えている人は 少ないはず。 理想の自分で居続けられるという人は まずいないと思う。 たいていは、 傷ついたり、 躓いたり、 凹んだり、 しながら、誰もが生きている。 それでも、 うまくいかないことが続い…

不幸の輪から抜け出る時

中谷英貴です。 自分の感じ方は、そのまま他者や社会の受け止め方になる。 自分が不幸だと嘆いてばかりいると、 人を非難の目で見るようになってしまう。 社会を歪んで受け止めるようになってしまう。 善意を悪に、 下心をスマートな人に、 錯覚して捉えてし…

戻らない時の中には、かけがえのない自分を生きる原動力が眠っている。

中谷英貴です。 私たちは過去を持っている。 例外はない。 過去が、というより、 過去の受け止め方、 解釈が今を決めている。 その集積の上に未来が作られる。 だから矛盾するようだが、 今に生きたい、 でもできない、 というなら、 過去の受け止め方、解釈…

ナルシズムが足りない

中谷英貴です。 ナルシズムというと、良くないイメージがある。 由来は、ギリシャ神話のナルキッソス。 以前にも話したけれど、水面に映った自分の容貌の美しさに恋い焦がれて死んでしまった人で、自己愛の権化と解釈されている。 一方で、心理学的には自分…

自分の物語を取り戻すことが、やがて大切な人をも救う

中谷英貴です。 愛情を感じられないまま、 納得できないまま、 言われるままに生きてきた人生で、 心の中に巣食った これまで求めてやまなかった愛情の証拠のようなものを 必死になってモノやお金や地位に求めてきて、 あるいは、 しがみつくように人との結…

仕返ししようとしてる間に人生は終わってしまう。

中谷英貴です。 「復讐なんて馬鹿のすることだ」 1973年の映画スティングの1シーンです。 「人生は怒りに包まれるにはあまりに短い」 アメリカンヒストリーの1シーンのセリフ(だったような…)。 古今東西、映画に限らず様々な作品でそう伝えられてきた怒り。 …

感謝の順序が逆になる

ご先祖がいて、祖父母がいて、両親がいて、国があって、食べ物があって、着るものがあって、何があって、だから、文句を言わずに頑張りなさい・・・・・・。 幼いころ受けた教育。 そういう躾を受けて、世の中にキャッチアップして一人前になっていく。。 そ…

物語の受肉化・内在化

中谷英貴です。 私たちの体には、私たちの生を保つための心のエネルギーがあります。心のエネルギーが生を保つ、ときくと、?が湧くかもしれません。ですが、たとえ話ではなく、文字通り心のエネルギーが生を保っています。 1950年代の実験ですが、アカゲザ…

想いをリアルにつなげよう

中谷英貴です。 最初に想うこと。 最初に信じること。 最初に臨むこと。 それがスタート。 でもそれだけれはもちろん、足りない。 私たちは多くのことに満たされている。 でも、それを現実のものにするためには、 動くこと、 休むこと、 その二つが大切。 想…

自分を受け入れることは、親もまた一個の人間として受け入れること

中谷英貴です。 あの人たちなりに精一杯・・・。 あんなことやりやがって・・・。 どっちもあるんだろうなあ。 自分の家に特殊の不幸だと思っていたけど、 それもどこでもあったことだったんだろうなあ。 それを踏みとどまるかどうかは、 ほんの紙一重だった…

年齢を言い訳にすることなく、できることを探し求めていこう

中谷英貴です。 昔から、景気対策への批判を聞くたび、疑問に思うことがありました。 私は特に支持政党などはないけれど、批判をする人は、何と比較して、どうなれば嬉しいのだろうかということ。いつの時代のどんな条件であれば良いのか。 昔よく、親から聞…

真夜中に思ったこと

中谷英貴です。 思春期の頃。 暗闇や真夜中は、ある種の友人だった。 ずっと真夜中でいいのに YOASOBI ヨルシカ ここ数年、そんな名前のアーティストたちがヒット曲を飛ばしていて、私も時々聴いています。 明るい日差しの光の中にいる幸福感もいいけれど、 …

自分を嫌わないこと・責めないこと

中谷英貴です。 自分を嫌わないこと、責めないこと。 言うは易く行うは難し、の見本のような言。 不意に襲ってくる自分への不信感。 得体の知れない不安のこともあるし、 大嫌いな奴の顔が浮かんで言わせるときもある。 でもそれは、どこまでいっても自分自…