必要なものは与えられている

中谷英貴です。

 私たちは、常にルールの中にある。

 会社や法律や条令のような
 公的な、あるいはそれに準じるルール。

 学校や仲間内や道徳のような、
 ある種の不文律的な要素を含むルール。

 ルールが、自由や楽しみ、幸せを妨げていると
 感じている人がいる。
 ルールがもう少し、少なければ、
 家族や、仕事や、社会や、人の関係や、
 そんなところで自分が苦しまなくて済むのに。
 そう感じているようだ。

 ルールを手放しで礼賛するつもりはないけれど、
 ルールに引っかかってばかりなら、
 どこかで行き過ぎがあると見る
 視点を持ってみてはどうだろう。

 ルールは本来、
 自分が求めるもの・必要とするものと
 相補的な関係にある。

 ルールを疎むことと不足を嘆くことは
 どこか重なる部分がある。
 ルールを杓子定規で解釈するのはよくないけれど、
 今あるフレームの中で、生きる工夫をしてみよう。
 
 お読みいただきありがとうございました。