ナルシズムが足りない
中谷英貴です。
ナルシズムというと、良くないイメージがある。
由来は、ギリシャ神話のナルキッソス。
以前にも話したけれど、水面に映った自分の容貌の美しさに恋い焦がれて死んでしまった人で、自己愛の権化と解釈されている。
一方で、心理学的には自分の容貌以外に価値を見出せない自己愛の欠如が言われてもいる。
ナルシズムは、一般的に外的な評価や自惚れに陥って悦に浸っている人を揶揄するように使われる。
でも、容貌のみにフォーカスするならともかく、健康的なナルシシズムはとても大切。私自身は、ルックスだって、持てるモノだって、当人が気に入っているならいくらでも悦に浸ればいいと考えている。
実際、健康な人というのは、そういう方面のナルシズムをたっぷりと肯定感とともに自己の中に持っている。
生れた時から
立派で
素敵で
かけがえがなくて
愛おしい
それが自分だ。
誰に言い訳する必要も、主張する必要もない。
自分が理解してやれる自分は自分しかいないのは周知の事実。
人と比較しない、自分のためのナルシズムを大切にしましょう。
お読みいただきありがとうございました。