怒ったり泣いたり笑ったり。。。感情を大切にするということ。

中谷英貴です。

 感情は、心の新陳代謝の一機能です。
 感情というより、情動ですね。

 感情が湧き上がること。
 湧き上がった感情をきちんと感じること。
 感じた感情を認めて適切に対応すること。

 この3つがそろって、心の新陳代謝が促されます。
 どこかが滞ってくると、人生が歪みだします。
 滞りは、
 後天的な教育や躾や思い込みや文化によって
 長年の間に生じることがあります。

 感情が湧き上がってこないと、
 ロボットのようになります。
 内側に素の自分が閉じ込められて
 窒息を起こしてしまっていないでしょうか。

 湧き上がった感情をきちんと感じられないと、
 焦燥感に駆られたり、鬱になったりします。
 否認や自己否定をしていないでしょうか。

 感じた感情に適切に対応できないと
 生活がトラブルだらけになります。
 人の関係と仕事の関係がおかしくなり、
 やがて心身をも孤独に蝕み始めます。

 感情に罪はありません。
 あらゆる感情は自分の一部です。
 自分を受け入れる、とは
 自分の感情を受け入れる
 ということです。
 受け入れる、とは、
 正しいと認めることではありません。
 正しかろうが、間違っていようが、
 自分の一部としてその感情に寄り添う、
 ということです。

 感じて、受け入れて、自分に一番良い出し方を考え、選択する。

 感情を豊かに保ち、
 自分を健康に保ち、
 日々を自分のペースで生きていくコツです。

 他人に、仕事に、隣近所に、社会に、ニュースに、
 そして世間に
 振り回されているなと感じたら、
 思い出してください。

 子供たちの未来とか、
 家族の将来とかの心配によって、、
 今目の前を粗雑に扱わないで。
 皆がつながっていれば、
 未来は何とかなるよ。

 書きながら、
 昔、そう感じていたことを
 思い出しました。

 お読みいただきありがとうございました。