楽しく働くことは時代からも求められている

中谷英貴です。

 頑張ることが必ずしも奨励されなくなった今の時代。
 でも、頑張ることが必要な時はもちろんあると思います。

 ただ、頑張ること=自分や他者をムチ打つ行為になることが
 結果として頑張った以外の領域に
 良くない影響をもたらすのであれば、
 そんな頑張りは勘弁してほしい。
 そういうことですよね。

 お金を求めてなりふり構わず働いたら、
 家族がおかしくなってしまったり、
 自分の体を壊してしまったり、
 他者との関係が消えてしまったり、
 復讐を受けたり、
 そんな頑張りは
 衣食住が足りていて、
 自分の根源的な存在が脅かされていないなら
 少し控えた方がいい
 そういうことなのかな。

 かといって、私たちはまだ何もしなくても
 生きていけるような社会を実現しているわけでもない。

 同じ時間だけ起きていて、
 働くという行為が必要なら、
 少しでも楽しくするような時間にできるといいと思います。
 頑張って苦しんでいくことではなく、
 成果を出すことが目的なのだから、
 そのために最大限にパフォーマンスを発揮するためには
 楽しく働き、生きること、
 自分をいじめることなく、
 自分が喜んだり、感動したり、追い求めるモノに突き動かされたり、
 そんなことが働くことが、
 実はこれからますます“求められる”ことでもあると思います。

 きっとできる人は大昔からできていて、
 私も私の父も母もそれができなくて
 それに気づいてから、
 ずっとそんなことを考え、実践するように生きています。

 お読みいただきありがとうございました。