耐えがたい状況が続くとき

中谷英貴です。

自責、他責は問いません。
実際には、それらが絡み合ってそんな状況になったのだと思います。

耐えがたい状況…。
親からの叱責(批判・批評)だったり、
夫(妻)との泥仕合のような確執だったり、
自分が存在することさえ憚られるような職場の圧力だったり、
生活の困窮だったり、
自分の内に止めどなく湧き出る絶望だったり、
何より、そんな状態全く終わりが見えないと感じられて仕方がなかったり…。

確かに、すぐには変わらないかもしれません。
今の状況は、自分の生き方故に現れた可能性もあります。

だから、一度にあれもこれもやろうとしないで、次の2つのことだけ心がけてみてください。

(1)どんな耐えがたい状況の時の自分も常に受け入れ、その時々の良いところを見つけて『よくやった』と心の中で声をかけ続ける。声に出せればもっと良い。繰り返し何度でも続けることがポイント。

(2)自分の中の怒りや憎しみを暴発させない。自分が受け入れられるほどに怒りを持つ場面は少なくなってくるけれど、全くなくなるものでもない。感情が湧き出ることと、外(他者)に向けて放出することは別で、これをどこまで実践するかで、以降の人の関係(他者だけでなく自分自身をも含む)が確実に変わってくる。

他者に腹を立てたり、
自分の無能を嘆いたり、
自分の狡賢さに落ち込んだりしたところで、悪いことはあっても良いことは何もありません。。
大切なことは現実を率直に受け止め、自分の知見を総動員して、最善の道を歩むこと。
続ければ、必ず、自分が納得する道が見えてきます。

 お読みいただき、ありがとうございました。